介護福祉士と介護保険制度
介護福祉士とは関係も深いのが介護保険制度です。介護保険制度は平成12年に始まったばかりのまだ若い制度です。急速に増加していく人口に占める高齢者の割合。10年後には14% を越える超高齢化社会を迎えます。それに伴い、介護を必要とする高齢者も増え、介護者も必要となってきます。家庭で介護を行う場合の家族の負担は大きなものです。大部分は女性が行わなくてはならないのが現実です。「老々介護」とも言われる、高齢者世帯において夫が妻を、妻が夫を介護するという事も多く大きな社会問題となっています。
こうした介護ニーズの増加と介護する人、家族の心身わたる大変重い負担に対して、従来の社会保障制度では充分な対応ができなくなっていました。しかし、財源の不足、サービスへの不公平感等、緊急の対応が迫られていたのです。こうしたニーズに応えるべく、新しく生まれた制度が「介護保険制度」です。日本では現在、少子高齢化が急速に進み、介護については、大変重要な国の問題となっています。核家族化が進み、家族だけでの介護が難しく、支えきることのできなくなった現代において、 介護の問題は社会全体で支えなければならないものとなったと思います。
このような深刻化した問題を社会全体で支えようと作られたしくみが介護保険制度です。社会保険方式により、給付 (サービスの質と量)と負担(保険料、利用料)の関係を明確にし、国民の理解を得ながら支えよう、というしくみです。介護保険制度を利用したサービスには、自立支援のためのサービスがあります。
これは24時間対応を目指したもので、介護を必要とする方が自分の能力に応じて自立した生活ができるように、在宅や施設両方から支援し、必要になる福祉サービスや医療サービスができるよう、サービスを提供します。介護を必要とされる方の中には、24時間を希望される方も多くいるそうですす。これから先、できる限り、24時間対応のサービスが行えるように高い水準を目指して欲しいと思います。